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2016年06月15日

情熱大陸プロデューサーに学ぶ挑戦する生き方とは@ASAC

イベントレポート

2016年6月15日(水)夜。
情熱大陸プロデューサーの福岡さんに、ASACにお越し頂いて、「情熱大陸プロデューサーに学ぶ挑戦する生き方とは」というテーマで講演および対談を行いました。
今回は、学生及び起業家のみなさんを中心としたイベントを開催しました。

●福岡さんのご講演

誰もが知っているTV番組「情熱大陸」制作の舞台裏を中心として、お話頂きました。
特には、番組制作チームの体制の話、番組制作の企画案の話などが印象的でした。
番組制作のプロジェクトは、常に20本程度が同時並行で走っているとか。長い密着取材では、3年も一人の方を追いかけることもあるようです。
また、番組の企画案(取材対象の候補者)は年間1,000本ぐらいの提案があるそうです。特に、番組はPRのためのものではないので、「俺が・・・」と主張の強すぎる人は、なかなか取り上げにくいという話は印象的でしたね。

▼福岡さんの講演▼



●福岡さん×トーマツ斎藤による対談

ここからは、トーマツ斎藤が聞き手となり、福岡さんに様々な質問を投げかけ、深堀していきました。


特に印象的だった内容を。

Q、「挑戦する人とはどんな人か?」

無視する力がある人である。
誰から何を言われても、それを無視して、突き通す力のある人。
そうゆう人が、挑戦している人である。


Q、「上に行く方々(番組で取り上げられるような方々)の特徴は?」

①少々のコミュニケーション能力(人との交わり、社会との接点)
②本質を分かっていること


①が結構大切な部分で、②を持っている方々であっても、①がないと②を知ってもらう機会に恵まれない場合がある。だからこそ、少々でいいから、コミュニケーション能力を持っていることは、有名になっていく方々の特徴であると。

さらに、コミュニケーション能力に長けているだけではダメだ、とも福岡さんは言います。
特にコミュニケーション能力が高いのに、本質がない、そうゆう人というのは結構多いとのこと。グサリ。。。


会場からも質問が、、、みなさん質問も真剣です!


Q、「チーム・組織が一丸になれるようなマネジメントで気を付けることは?」

着任した5、6年前のころは、非常に苦労したという福岡さん。
チームメンバーは、「そのリーダーがどれだけ本気かどうか」を見ている。
リーダーは「どれだけ腹をくくっているのか」をチームのメンバーに分かってもらう必要性がある。

時間の制限、新たな挑戦、そして、様々な批判などに対して、逃げずに腹を括って進んでいくことが大切。

▼笑いも交えながら力説する福岡さん▼


▼斎藤も切り込みます▼



▼学生の生な悩みにも答えてくださいました▼


Q、学生は何に腹を括ればよいかを悩んでいる。腹を括れるものを見つけるにはどうすべきか?


福岡さんは、「これ!」というものに絞れなかった。
だから、テレビといういろいろな方の人生を見れるようなテレビ局に入社されたとのこと。
(それにしては、番組制作のお話など、腹の括りがすごいと聞いていて感じる。ツブヤキ・・・)

取材対象とされている方々の特徴、腹を括っている方々の特徴としては、
・やらざるを得なかった人
・一念発起型の人(大きな挫折をしている)
 ⇒この時に大切なのは、自分なら自分が勝てる分野を分かっている人。


最後は、みなさん名刺交換!

福岡さん、貴重なお話ありがとうございました!
お越しくださった皆さんも、ありがとうございました!

●編集後記

情熱大陸で、300名ほどの著名人を取材されていらっしゃった経験から見えてくる著名人たる特徴は、非常に興味深かったです。
福岡さん自身も、情熱大陸という長寿番組自体を、常に新しいものにしていこうという挑戦する姿勢は、起業家に通ずるものがあったのではないかと思います。

ますます番組を見る時間が楽しみになりました!
情熱大陸の今後に期待!

(「情熱大陸」は、実は当初は「野望大陸」という名前になる予定だったという裏話もありました!)

(S)
 

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