2016年4月27日　Global Startup Lab@ASAC ～ASIAのFintech動向～を開催しました！
当日は、アジアFintechの情報提供として、日本のFintech動向、海外スタートアップからのオンラインピッチ、海外VCからのインドFintech市場に関するオンライン解説、東南アジアFintech動向の解説を行いました。

●日本Fintechの最新動向
トーマツベンチャーサポート株式会社 大平より、日本Fintechの最新動向の解説を行いました。

▼日本におけるFintechの最新動向を解説▼


大平は日本全国の地銀を行脚し、Fintechに関する意見交換や情報提供を行っています。
日本の地銀はFintechへの関心は高まっているものの、Fintechどの分野から着手すべきか迷っている状況で、まだ情報収集の段階とのことです。

●海外スタートアップによるオンラインピッチ（2社)
続いて、ビットコイン分野の海外スタートアップ、資金決済関連のセキュリティ技術を提供するスタートアップによるオンラインピッチを行いました。

▼海外スタートアップによるオンラインピッチ▼


●海外VC（500startups）によるインドFintech市場動向
次に米国VC 500startupsのパートナー Pankaj Jainさんより、インドFintechの動向についてオンライン解説をいただきました。

▼500startups Pankaj Jainさんによるオンライン解説▼


Fintechに関連する指標（ATM数、一人当たり保有クレジットカード数）を交えながら、インドの市場特性を解説いただきました。

●東南アジアのFintech動向
最後にトーマツベンチャーサポート株式会社　西山より東南アジアのFintech動向を解説しました。

▼東南アジアFintech動向▼


東南アジアのFintechは金融中心地であるシンガポールが中心に発展しており、金融機関であるDBS等がVCと組んでアクセラレーションプログラムを行って、Fintechベンチャーの支援を行っています。当日の日経新聞でもDBSが新サービスをローンチすることを発表したとの記事がありました。

ASACでは、今後も海外のスタートアップ動向や特定分野の最新情報を提供していく予定です。
ご興味がある分野に是非ご参加ください！（A）

●ASACではアクセラレーションプログラム第2期募集中です！
応募フォーム： https://www.acceleration.tokyo.jp/contact2.php

青山スタートアップアクセラレーションセンター(ASAC)は、東京都の政策課題に関連する分野、ベンチャーキャピタリストが投資しにくい分野等で起業に取り組む創業予定者又は創業間もないスタートアップが、リーディングカンパニーへと成長する機会と場の提供を目的として開設した青山創業促進センターです。
本施設では、創業予定者又は創業間もないスタートアップに対して、5ヶ月間のアクセラレーションプログラム等、これまでにない支援メニューを提供します。また、同施設内に入居する先輩起業家等との交流や、メンターからのアドバイスを通じて、事業プランのブラッシュアップを行うことで、最終的にベンチャーキャピタルからの投資や大企業との事業提携に繋げることを目指します。